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絵本に関する様々な出来事を通して、
えほんの杜編集部員が感じたこと、
考えたことを綴っていきたいと思います。
もちろん、現在製作中の絵本の情報も随時ご報告いたします。
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2008年3月24日
絵本作家さんは多才です。
編集部の春です。
日曜日に絵本作家の田島征三さんの講演会
「ぼくは、校長先生になりたがっている?」に行ってきました。
http://www.geocities.jp/djrnq642/

田島さんは2008年8月に新潟十日町の廃校になった小学校を
美術館にする一大プロジェクトを計画しています。
そのプレイベントともいえる今回の講演会。
田島征三さんとアートフロントギャラリーの北川フラムさんの対談あり、
シンガー&ボイス・アーティストおおたか静流さんのライブあり、
新潟の方々の決意表明ありととても楽しい時間を過ごしました。


少し前、別の絵本作家さんのイベントに参加したときも思ったのですが、
最近の絵本作家さんは、作家業だけでなく、
歌に、楽器に、殺陣に…と非常に多才な方が増えてきています。
すでに一芸に秀でているはずなのに、二芸、三芸を求める…。
探究心は見習いたいものです。
2008年3月21日
春ですね。
編集部の春です。
すっかり春めいてまいりました。
今年の桜の開花時期は例年より早いようです。
桜はまだつぼみですが、
編集部の窓から見えるこぶしは今が真っ盛り。
真っ白な大きな花を咲かせています。

ちょっと学問的なことを言いますと、
コブシはモクレン科モクレン属の植物。
早春に花を咲かせることから「田打ち桜」とも呼ばれるそうです。
白い炎のような花をみて、昔の人は田んぼに出る日を決めていたのでしょうか。

そんなことを思っていたら、東京は開花宣言がなされたそうです。
いよいよ、桜の季節ですね。
余談ですが、弊社(グループ会社)のお花見が4月1日に行われる予定です。
嘘でなければ…。
2008年3月2日
ジョン・バーニンガム原画展
編集部の春です。

前回、「ジョン・バーニンガム」原画展のご報告をするといっておきながら、
かなり日にちが経ってしまいました…。

1月31日から2月18日まで、大丸東京ミュージアムで、
「ジョン・バーニンガム絵本原画展」が行われていました。
ジョン・バーニンガムは知る人ぞ知る絵本業界の巨匠。
『おじいちゃん』や『ガンピーさんのふなあそび』などの
あたたかな雰囲気の作品から世界平和、自然破壊をテーマにした作品まで、45年間の長きに渡って発表し続けています。

原画の中にバーニンガム自らが撮影した写真と絵をコラージュさせた作品があり、こんな方法もあったのかとひどく感動しました。
日本でも「写真絵本」は数多く出版されていますが、
写真と絵を一枚の作品として作られた作品は少ないんじゃないかと思いました。
(勉強不足でしたらスミマセン…)

大丸東京ミュージアムは、これまでにも長新太さんやあべ弘士さん、黒井健さんなど数多くの絵本作家の原画展が行われてきました。
一周するだけで1時間はかかりますが、
その作家の数多くの作品が並んだり、原画以外の展示があったりと、
小さなギャラリーで開催される原画展とは、
また違った面白さがあります。